【共通テスト対策】理科科目｜絶対に得点が上がる過去問演習のポイント｜30名超の東大理三合格講師のコンテンツ |

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共通テスト対策

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ここでは当塾の３０名超の講師それぞれが書き下ろしてくれたコンテンツを掲載していきます。

今回は東大医学部推薦合格講師桜田の「共通テスト理科の誤答選択肢から学ぶこと」です。

共通テスト理科の誤答選択肢から学ぶこと

共通テストに似た問題形式の理科において、ケアレスミスをしてしまったがために点数が下がってしまったと模試などの後に感じることは多いと思います。とはいえ、選択肢が限られている中でミスをしていることを考えると、そのミスは誘導されたミスであると言えるでしょう。本来記述式の問題などではしないようなミスを、共通テストで「それっぽい選択肢」を並べられることによりしてしまっていないか、再確認することが極めて重要です。

共通テストにおける「それっぽい選択肢」の特徴として、公式がうろ覚えになっている部分においてミスリードを起こしやすいように作られている点が挙げられます。したがって、普段解けはするものの公式や細かい理解に自信のない分野においては、特に共通テストの選択肢によって間違えてしまう可能性が高まります。裏を返せば、共通テスト型の試験でケアレスミスしてしまう分野は、公式や細かい理解に穴がある分野である可能性が高いと言えます。

この際特に重要になるのが、それぞれの選択肢について、「その選択肢をどのような意図で作ったのか」考えることです。もちろん微妙に数字をずらして選択肢を作っただけの問題に関しては役に立たないのですが、そうでない問題については選択肢が基本的に誤答を誘導するように作られているはずです。それはすなわち、多くの人において理解が曖昧である点が誤答の選択肢に詰められているということを意味します。

以上のことを考えれば、ケアレスミスしてしまった問題の誤答の選択肢における背景を分析することで、自分がどのように公式や知識などを誤解してしまっているのか知ることができると言えます。このように、共通テストの演習においては解いて現状の点数を把握することよりも重要なことが多く存在するため、確実に見直しに力を入れるようにすると良いでしょう。

以上東大医学部推薦合格講師桜田の書下ろし記事です。
次回以降も３０名超の東大理三合格講師が書き下ろしてくれた記事を掲載していきます。
一緒に地道に合格へ向かっていきましょう。

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