受験の叡智を読んで東大理三合格!
当塾には30名超の東大理三合格講師が在籍していますが、受験生時代に当塾の著書である受験の叡智を読んでいたという講師も当然のことながら結構存在します。
今回は東大理三合格講師の吉川にコラムを書いてもらいました。
志望校がどこであっても参考になる話ですので是非ご覧いただければと思います。
前回の坪井編はこちら▶
PART3 受験の叡智を読んで東大理三合格 川編
私は所謂超進学校出身でしたが、灘や洛南、筑駒出身の方々の大半とは違い、塾に通っていませんでした。
理由の一つとして、出身校の授業の質が非常に高かったからというものがあります。
しかしながら、毎年複数人理Ⅲ合格者が出るような学校ではなかったので、本当に自分がこの学校の授業だけで理Ⅲに合格できるのかといった不安は常に抱えていました。それに加えて、高校3年になると、周りの生徒の勉強時間の多さや、周りの生徒が使っている問題集のレベルの高さに圧倒されてしまい、自分は日本最高峰の学部を目指しているのにこんな勉強法で良いのだろうかといった不安も抱えていました。そんな時に出会ったのが、合格の天使さんが出している、受験の叡智という本でした。
この本では、勉強をするための勉強法ではなく、合格をするための勉強法をしろと言われています。巷では、やる気を持続させる方法、長時間勉強するための方法、この参考書を何周したら東大は余裕!といった、著者の主観で書かれた勉強法をよく目にします。しかしこの本はそれらを全て勉強をするための勉強法と括って一蹴し、合格するために本当に必要な勉強法が客観的事実を基に書かれてありました。
志望校が超難関校であっても、本当に必要なのは、難問を沢山解くことや机の前に座って何時間も休まず勉強し続けることではなく、基礎をきちんと固めておくことである。そういった主旨のことが書いてあり、それを見て、自分のやり方は思っていたより的外れではなかったんだと安心しましたし、自信をもって勉強し続けることができました。
基礎を固めることが大事だなんて当たり前のことじゃないか。誰もが思うことだと思います。ですが、本当にその価値を理解し、実践できている人はごく少数です。教科書をきちんと読み込み、かつ網羅系参考書の周回を大切にしていた人は、少なくとも私の周りにはいませんでした。
私の場合、入試の開示得点を見ると、基礎固めが如何に大切だったのかを改めて感じることができました。元々非常に苦手だった化学が44点(60点満点中)、元々得意だった数学が51点(120点満点中)でした。化学は学校の定期考査(重問レベル)ですら6割しか得点できないほど苦手だったので、まず教科書を見返しながら重問を2周し、化学の新演習を1周やりました。そのあと東大の過去問演習と模試演習を積み重ね、最終的には化学が高得点で安定するようになりました。
逆に数学は、どんな模試でも大体学年1位、全国順位2桁以内だったのであまり勉強していませんでした。強いていうなら、勘が鈍らないように、趣味として大学への数学さんの新数学演習だけやっていました。正直、問題を間違えたときに基礎が相当抜け落ちていることは自覚していましたが、わざわざ教科書まで戻る気にもなれず、放置してしまいました。1月以降は過去問演習をしても模試演習をしても高得点はおろか、必要最低限すら得点できなくなっており、入試本番でも悔しい結果となってしまいました。
自信がなかったため、数学以外の教科は基礎を大事にしながら勉強をしていたので最終的には合格することができましたが、基礎を固めることをしていな
かったら自分は今ここにいないのかと思うと、合格の天使さんの言葉は偉大だったんだなと感じざるを得ません。
基礎固めをすると言っても、正しい効率的なやり方を教えてくれる人はほとんどいません。受験の叡智には基礎固めの大切さ意外にも、受験に役に立つ情報が沢山載っていますし、私自身受験期に非常にお世話になりました。本気で志望校合格を目指している受験生ならば、一読の価値は十分にあると思います。
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以上吉川の書下ろしコンテンツです。
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