得点を大きく伸ばす&失う記述・論述答案のポイント①

得点を大きく伸ばす&失う記述・論述答案のポイント

今回は記述・論述答案のポイントを取り上げます。

 

ポイント①|設問と解答の対応

記述・論述問題を勉強する際に受験生の意識がつい薄くなってしまうのが「設問と解答の対応」です。これも形式面への対処の一つです。

「設問へ解答をしっかりと対応させる」この点に関して細心の注意をしていますか?

「そんなことは当たり前だよ」

「本番でしっかり設問を読めば出来ることだからあまり気にする必要はない」

と簡単な答えが返ってきそうですが。。。

本当の意味でしっかりと対応できている人はいいのですが、「設問へ解答をしっかりと対応させる」というのは記述式問題の解答としては日々の演習で細心の注意を払うべきものであり、かつ独りよがりになっていると非対応に気づきにくいものです。

この意識を明確にしていただくため、わかりやすい例を挙げます。単純な例として英作文を例に取りましょう。

 

『●と▲の概念について触れながら■との関連性を論じなさい』
という設問があったとします。

 

この場合、●もしくは▲のどちらかを落とせば得点は大幅に減点です。
「当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、文法的にどんなに素晴らしい文章を書いても、片方の条件をいくら満たしていても、2つの条件について触れてある解答よりは確実に得点は下になります。しかも大幅に。

配点・採点基準は個々の大学によって異なるとは思いますが、この問題に対する配点が20点だとして、2つの条件が指定されている場合1つの条件にとりあえず10点ずつの配点があると考えても大きく間違えではないと思います。そのくらいの意識を持っていただきたいです。

設問というのは簡単に考えて設定されているわけではなく、出題側がしっかりと受験生の実力を測るため、合格者と不合格者を選別するため、もっと言うと選別しやすくするために考えて設定されているものです。

どんなに文法的に素晴らしい文章をかけたところで、上記の例では設問の条件を1つしか満たしていなければ、そもそもの配点が10点しかない、場合によってはもっと下の配点しかそもそももらえない可能性があるのです。2つの条件に触れていない以上0点という採点をされても文句は言えないのです。

設問の2つの条件を満たした解答は特別よく出来ていなくても、そこそこ書けていれば14点とか16点とかの得点を獲得出来る可能性は非常に大きいのですが、設問の1つの条件しか満たしていない解答は文法・スペルが完璧であっても10点以下しかないのです。

そもそもの配点が10点以下になってしまうということです。どんなに勉強してこようが実力を持っていようが最初からほかの受験生がもらえるべき10点があなたにはないのです。設問の条件を満たすということはそれだけ重要なことです。

これは単純な例ですので自分には関係ないと思ってしまう人もいると思うのですが、これは英作文に限らずすべての試験科目に当てはまります。社会でも国語でも理科でも数学でも。

設問の条件というのは絶対に軽視しないようにしましょう。
対応に細心の注意を払ってください。

これは普段の過去問演習から訓練していないと、本番になっていきなりやろうとしてもうまくいきません。

短い限られた時間の中で設問の条件に対応させた解答を作成するのは難しいことです。
それをきちんとできるようになるにはどうすればよいかのという手段、頭の使い方、コツ等をしっかりと準備して訓練しておかなければなりません。

残り期間の過去問演習で訓練してください。

 

この点を注意するだけで今ある知識で本番の得点を確実にあげることが出来ます。

この重要性に気づいてくださいね。

 

次回もこういった本番で大きく差がつくポイントを取り上げていきます。

合格のために、得点アップのために、見逃さないでください。

 

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