【高1・2生必見】医学部・難関大受験「超進学校は有利？」「地方公立高校は不利？」

医学部・難関大受験において超進学校は有利なのか？地方公立高校は不利なのか？

本題の前に失礼します_(._.)_

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【私大の1次合格発表について】
私大医学部の1次試験の合格発表が続々と行われていますね。
当塾受講生からもたくさん合格報告は受けています。
ただ、当塾は1次合格で騒ぎません。
例年通り、正規合格のみを、受講生に与える影響も考慮したうえで適切な時機に公表していきます。

以下本題です。

前回、

当塾には30名超の東大理三合格講師がいますので開成・灘・ラサールといった超進学校出身講師も多くいますが、
その反面地方公立高校や学校始まって以来初の理三合格者という高校出身の講師も多数います。

文系講師も在学中に予備試験⇒司法試験を通過してしまう非常に優秀な東大文系合格講師陣ですが、
当塾の東大文系合格講師陣の多くは地方の公立高校出身です。

超進学校の実態もものすごく詳しく把握していますが、逆に地方公立高校や無名校からの合格のノウハウもどこよりも有しています。

というお話をしました。

今回は、いわゆる超進学校やトップクラスの進学校に通っている方が医学部や難関大合格に有利なのか、逆に地方公立高校に通っている場合それだけでビハインドがあるのか、という点について少し掘り下げてお話します。

超進学校は医学部・難関大合格に有利なのか？

いわゆる超進学校やトップ進学校というのは、数学や理科の履修が高校2年生の3月くらいまでに終わり、高校3年生からは試験問題の演習に入っていくところが多いです。

ここで地方公立高校に通っている高校生や保護者の皆さんは自分は不利だと考えてしまいがちです。

でも本当にそうでしょうか？

カリキュラムが前倒しに組まれていて3年生から試験問題レベルの演習に入れるということは確かに有利です。
しかし、このメリットにあずかれるのは超進学校の中でも一部の上位層だけです。

カリキュラムが早いということは、当然それについていけない生徒が出ます。
にもかかわらず授業はどんどん進みます。

実際に当塾にはこの状態の高校生の保護者様から多くのご相談がきます。

この状態というのは、基礎も出来ていないのに難しい問題ばかりに飛びつく受験生=不合格になる受験生と同じ状況なのです。

理解していない部分が多いのにどんどん授業が進んでしまうということは、授業を聞いていても、出される課題をこなしていても全く意味がない=勉強していない状態と同じです。

そもそも課題すらこなすことが出来なくなります。
大きく遅れると授業に追いつくことすら絶対に不可能です。

したがって、超進学校やトップ進学校に通っているから医学部や難関大合格に有利とはいえないのです。

この状況にある超進学校やトップ進学校の生徒の皆さんは早い段階で受験までの計画を練り直し、独自の対策をしていくべき部分はしていかないと合格はありません。この状況にある方は早めの対策が必須です。

地方公立高校は医学部・難関大合格に不利なのか？

地方公立高校でもカリキュラムをある程度前倒ししているところもあります。
こういった高校では先ほど述べた超進学校と同じ状況が生じます。

ただ地方公立高校の多くは数Ⅲや理科の履修が終わるのが夏ころだったり、10月だったり、場合によってはさらに遅いところもあります。

これは不利でしょうか？

超進学校やトップ進学校に比べ十分な演習時間が取れないという点では確かに不利に思えます。

しかし、カリキュラムがゆっくりであるということはそれを逆手に取ることが出来ます。

現状で勉強に遅れがある場合は、長期休暇を利用したり、1日の勉強ノルマを増やすことで授業に追いつくチャンスがあります。

カリキュラムにしっかりついていっていて余力がある場合は、現状履修している範囲について標準問題集の演習まで独自に掘り下げて行ったり、数学については現状の範囲をしっかりマスターすることを最優先に置きつつ少しずつ先取りをする、夏休み期間を利用して理科科目をすすめるなどの手段が取れます。

結論＆医学部・難関大合格のために今やるべき事

医学部・難関大受験において超進学校は有利で地方公立高校は不利とは一概には言えません。

大事なことは自分が置かれた環境を言い訳にしてやるべきことをやらない、ということをしないことです。

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