化学|弱酸・弱塩基の電離問題|東大理三合格講師の回答
このシリーズは、当塾の基幹指導であるネット塾及びリアル塾の受講生からのご質問に当塾、東大理三合格講師や東大文一合格講師が回答したものの中からほんの一部を皆さんにも役立てていただく企画です。
当塾指導は、マンツーマンの初回指導における年間計画の策定で各自の状況に応じて、各自が学校で使用している、またはそれまで使用してきた問題集や参考書をできるだけ活かす形で計画を立てます。(これが最も受講生にとって効率的に実力をつけていける手段だからです)
その後、各自が使用する、その問題集や参考書についてわからない問題やわからない部分について全教科の質問回答指導、説明指導、添削指導を行っています。
したがって、質問回答している教材は、市販の問題集・参考書のほとんど、過去問に至っては全国のほとんどの大学の問題に及びます。
掲載できるのはごくごく一部ですが、上記事情から皆さんが使っている問題集や参考書であっても十分役立てていただけると思います。
是非、このシリーズから一つでも何かを得ていただければと思います。
それが大事です。
受講生の質問
Q
弱酸や弱塩基の電離、例えば酢酸の電離を例に考えると、
CH3COOH→CH3COO-+H+
において、pHを求めるような問題で、
水の電離によるH+の濃度変化を考えなくて良いのか。
当塾、東大理三合格講師 正門の回答
A
もし水による電離の量を初めから考慮して式を立てると、(酢酸の最初の濃度をC0=1.0*10^-1,電離定数Ka=2.0*1.0^-5として考えています。)下のようになります。
これだと式が複雑すぎてとけなくなります。そこで、水の電離による水素イオンの濃度は無視できると仮定して計算してみます。
そうすると下のようになります。
水の電離を無視した仮定の元で計算すると[H+]=1.4*10^-3と求められました。もともとあった水素イオン濃度は1.0*10^-7なのでこれらを比較してみると、電離によって生じたH+の方が圧倒的に多いことがわかります。(10000倍以上あります。)ですので、水の電離を無視できるという仮定は正しかったことがわかります。つまり、1.4*10^-3>>1.0*10^-7より、C0α+1.0*10^-7はC0αと近似して良いということです。
質問回答は毎日数百という数でたまりますが
当塾指導は冒頭で述べたように、市販のすべての問題集や参考書、教科書、過去問集を問わず受講生各自が使用している教材のどんな問題にも質問回答しています。
したがって、たった一日で数百という数の問題の質問回答がたまります。しかも、それは東大理三合格講師や東大理系・文系の上位合格層講師陣の回答です。
これを今後も皆さんにおすそ分けしていきます。
何か一つでも気づきを得られれれば儲けもの、という意識を忘れずに見ていってください。
一つの視点が得意不得意を一気に変えてしまう爆発力を持っているものもあります。
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