【PART３】共通テスト後→２次試験「第一志望とそれ以外の大学の過去問何年分解けばいい？」 |

共通テスト後→国立２次試験までにやるべきこと

今回は東大理三合格講師工藤の第一志望及びそれ以外の大学の「過去問は何年分解けばいい？」を掲載します。

前回までのコンテンツをご覧になっていない方は以下をご覧ください。
◆東大理三合格講師伊藤
共通テスト後の勉強｜リサーチの見方＆スケジューリング
◆東大理三合格講師渡辺
「共通テスト後→国立２次試験までにやるべきこと」

第一志望でない大学

多くの大学を受験する予定の場合、第一志望でない大学の入試対策では直近の最低3年分を解いておくと良いです。
各大学の入試形式が頻繁に変わることはあまりないので、直近の3年分を解くだけでも、入試形式に慣れるのには十分です。
過去問を解く際の注意点として、実際の制限時間と同じ時間で練習することは一番重要です。
ここで、3年分解くことの主な目的は、入試形式に慣れて、時間配分の戦略を立てることです。
そのため、時間内に解き終わらなかった問題を解くのも勉強になりますが、制限時間内で何点取れたのかは明確にしておくと良いです。

第一志望の大学

次に、第一志望の大学については、10年分は解いておくと良いです。
10年分解く目的は、入試形式に慣れるだけでなく、どの分野が頻出か、各大問に対する戦略をどのようにするか、といった多くのことが学べるからです。
一年分の過去問を解くたびに、間違ったところの見直しだけでなく、なぜまちがったか、時間配分がどうだったか等を分析して次の年の過去問を解くと良いです。

第一志望の対策にさらに力を入れたい場合

さらに第一志望に特化して勉強を進めたい場合、模試の活用も有効です。難関国立大の場合、多くの予備校がその大学の問題形式を模倣した試験を売っているので、それも過去問に追加して解くと良いです。

以上、東大理三合格講師工藤の書下ろしコンテンツです。
次回以降も３０名超の東大理三合格講師が書き下ろしてくれた記事や収録してくれた動画を掲載していきます。
一緒に地道に合格へ向かっていきましょう。

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