高校1,2年生が知っておくべき不合格になる人の特徴
センター試験が終わると高校2年生のみなさんは自分の来年の受験ということが現実味を帯びてきます。高校1年生のみなさんも早い人だともう受験対策として何をすべきか模索し取り組みだします。
ここで絶対に知っておいてほしいことは不合格になる受験生、実力が伸びない受験生には共通した特徴があるということです。この特徴はいくつかあるので何回かに分けてお伝えしていきます。今回はその一部です。
なんでもかんでも受け身型
不合格になる=実力が伸びない受験生の特徴の一つとして「なんでもかんでも受け身型」というものがあります。
この「なんでもかんでも受け身型」というのは結構多くの受験生が当てはまります。
合格するには自分には何が足りていなくて、何を得ていけばいいのか、それを得るにはどうすれば時間が足りて、確実かつ効率的に得ていけるのか、という部分についてしっかり理解・考察していないと、この「なんでもかんでも受け身型」になりやすいです。
要するに最初の段階で合格するためには何をすればいいのかが明確でないので、自分が得るべきものやそれをどうやって得ていくべきかが明確にならないのです。この結果何が導かれるかわかるでしょうか?
第1段階として導かれるもの
まず第1の段階で導かれるのが「みんながやっているから」「みんながいっているから」「宣伝を見てよいと感じたから」で問題集や参考書、さらには受験指導まで選んでしまうのです。
まずこの部分立ち止まって考えてください。
合格するためにはそもそも何が必要でしょうか?
そして本当にそれで合格に必須なものが得られるでしょうか?
さらに本当に合格に必須なものが得られる質と実力がそれやそこにはあるでしょうか?
これに加えて、受験界の問題として、実際の実力と指導できると謳っている実力に乖離が大きいものが多いという現実も知っておいてください。例えば、医学部受験というのは相当な実力をつけても不合格になる世界です。一般の指導者や勉強法を語っている人たちよりも遥かに数学や理科、英語の実力が上という受験生が多いです。この現実を直視してみてください。
講師自身が医学部に合格していない、その実力がないのに指導者になったとたんにそれほど難関である医学部受験のノウハウや戦略を教えられたり、合格レベルの各教科の指導ができるでしょうか?
答えは明白ですよね。
さらに付け加えると、医学部(国公立・私大)や旧帝大、難関国公立に合格するには最終的には最後の壁を超える必要があります。この最後の壁が高く険しいからこそほとんどの受験生が越えられず苦労をするのです。上記指導者側がその知識や戦略さらには思考を持っているでしょうか?
この点も答えは明白ですよね。
これは別に医学部受験だけに限ったことではなくどこの大学を受けるにしても同じことです。
「なんでもかんでも受け身型」だとこの明白な事実すら見えません。
第2段階で導かれるもの
「なんでもかんでも受け身型」ですとたとえ的確な指導を選別できたとしてもそこからさらに問題が生じます。自分には何が足りていなくてどうしなければいけないのかを自分で全く考えないのです。
もちろんすべて自分で的確な回答を導くことは不可能です。だからこそこの場合的確な指導が必要になるのですが、そもそも自分で何も考えないと指示されたものについて何が目的で何を得ていけばいいのかについての目的意識も非常に薄くなってしまうのです。
これが同じこと、同じものをやっているのに大きく実力が開いてしまう人がいるという要因の一つです。目的意識が明確でないとそもそも得るべきものを効率的に吸収していくことなど出来ないのです。
独断型
この独断型には2種類あります。
「独断引きこもり型」「独断自己攻撃型」の2つです。
「独断引きこもり型」
「独断引きこもり型」というのは、「自分のやり方でいい」「他人のアドバイスなんて受けたくない」というタイプです。
この場合はおかしな指導を受けるよりも確かにましです。しかしながらこのタイプが合格できるかどうかは運になります。
「自分のやり方でいい」と判断したものがたまたま的確なものであった人だけが合格できます。
しかし残念ながら相当高い確率でそのようことはありません。ギャンブル要素満載の状態で受験勝負に出てしまっているのです。
さらに付け加えると方向性だけがあっていれば大学受験は合格できるものではありません。
医学部や難関大学に合格するためには的確な思考や知識の集積が必要となるのですが、その部分で的確なものを全く効率的に得ることが出来ないのです。
「独断自己攻撃型」
「独断自己攻撃型」というのは、実力が伸びないときや不合格になった際に単に「自分の頑張りが足りなかった」「気合が足りなかった」「努力が足りなかった」とだけ考えてしまうタイプです。
このタイプの問題は、「なぜ実力がつかなかったのか」「なぜ不合格になったのか」「何が足りなかったのか」についての客観的検証が正確に行われないことです。
その結果、勉強の方法ややり方は一切変えずに、ただ勉強時間を増やす、講義を真剣に受ける、問題集や参考書をやる回数を増やす、そうすれば合格できるんだと考えてしまいます。
このタイプは医学部多良生には特に多くみられるタイプです。
上記自己攻撃型の反省の元、医学部専門予備校や大手予備校などで毎年毎年3月や4月から入試レベルの問題演習の解説講義を受け続けたりします。しかしながら果たしてその問題演習講義が役立つ人はどれほどいるでしょうか。
受験基礎標準知識がしっかり固まっていない段階でそのようなものを受け続けても効果はほとんどありません。土台がないからです。
今回はここまでにします。
もし少しでも自分に当てはまることがある方は「合格のために」自分を変えてください。
合格すること以外にあなたに何かプライドは必要ですか?
そんなちんけなものいらなくないですか。
合格へ向かいましょう!
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